PR
トレンド

大室山山焼きで死亡事故は本当?リフト大丈夫なのかも調査

トレンド
記事内に広告が含まれています。

春の訪れを告げる行事のひとつである山焼き。

毎年2月の中旬に行われる静岡県伊豆市の大室山の山焼きで死亡事故が起こったという噂がありますが、本当なのでしょうか?

この記事では、大室山の山焼きで起きた死亡事故や事故について深掘りしていきます。

また山焼き時のリフトは大丈夫なのかについてもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。

 

大室山山焼きで死亡事故は本当?

結論、大室山の山焼きで過去に死亡事故や事故が起こった記録はありません。

 

大室山山焼きで死亡事故の報告なし

大室山焼きでの死亡事故の報告やニュースはありませんでした。

ちなみにウルトラマンのお話の中で大室山が舞台となり、幽霊として登場する少年(アキラ)が交通事故で死亡していたというあらすじだったようす。

このせいで「大室山の死亡事故」が気にされているのでしょうか…?

また別件ではありますが、大室山の近辺である静岡県東伊豆町では2023年の11月に20代女性の死亡事故が起こっています。

橋の手すりの高さは1mほどだったとのこと。

ご冥福をお祈りすると共に、自分自身が写真撮影する時も注意が必要ですね。

 

大室山山焼きで事故の報告なし

大室山山焼きでは事故の報告もありませんでした。

大室山では、毎年大きな事故なく山焼きを終えられているようです。

大室山の山焼きを知らない人たちの間では、「もはや事故に見える」と物議をかわしています。

また大室山へ車で向かわれた観光者の方々では、近辺の道路で事故が多いという目撃情報も多数ありました。

大室山の山焼きを現地でみると迫力がすごくて怖いと感じてしまいますが、毎年大きな事故はないようで安心しました。

 

大室山焼きでは事故を未然に防ぐ対策がある

大室山の山焼きで大きな事故が起きていないのは、未然に防ぐべく対策を実施しているからです。

大室山の公式サイトでは、事故を防ぐための対策について以下のように述べています。

 

安全・安心のための配慮
天候による順延の苦悩

一方で、山焼きの実施には、常に表裏一体となって火を扱うことによる危険や苦労が付きまといます。観光客や市民はもちろん、火を放つ役目を担う消防団の皆さんの身にも事故があってはなりません。
また、山焼きを実施する当日や前日が雨天の場合などは、湿気により茅が燃えなくなってしまうため実施できません。その場合は翌週に順延となりますが、順延の度に楽しみにしている皆さんの期待を裏切ってしまうだけでなく、運営の経費も膨らんでいってしまうものです。

ー引用:国立公園伊豆・伊東「大室山登山リフト」

山焼きで火を扱うリスクを十分に理解している大室山地元池区の皆さん。

少しの悪条件が揃うだけで延期を決めるため、関係者の方は気を揉んでしまうでしょう。

残念だけど、2024年の2月11日の山焼きも延期になりましたね。

無事に山焼きを終えられるよう、さまざまな準備をしています。

 

延焼を防ぐ「防火帯造り」

山焼きの準備として、山麓の防火帯造りは欠かせない作業です。防火帯とは、火が燃え移らないように隣地との間を遮断する空間のことを言います。大室山は周囲に植林地がなく、類焼する危険性が少ない場所ですが、幅三間(約5.4m)の防火帯を造っています。毎年、池区の秋まつりが終わった頃に区民の皆さんで、山を焼く地境の草を帯状に刈ります。作業は5人ほどで行うので、丸4日以上かかります。刈った草は、あらかじめ燃やし、その地帯はこれ以上燃えないようにしておきます。 こうして防火線を張っているのです。

ー引用:国立公園伊豆・伊東「大室山登山リフト」

山焼きの範囲が広がり過ぎないよう、安全をとって約5.4mの防火帯をつくっています。

防火帯は丸4日かけてつくるんだとか。

もともと周囲に燃え広がるような植林地はないとのことですが、念には念を、ですね。

 

昇り旗の設置

山焼き実施の1週間前には、大室山周辺に昇り旗を立てます。これは、広告・宣伝の役割を果たすほか、実施日には山に立ち入らないようにという注意を促す意味もあります。

ー引用:国立公園伊豆・伊東「大室山登山リフト」

ほかにも侵入禁止の目標になる昇り旗も用意されているのですね。

1週間前から用意しておけば、地元の皆さんへの周知もすすむので助かりますね。

 

伝統の消火具「フギリボウ(火切棒)」
山焼きは、大室山だけではなく、日本各地で行われています。いずれも、当初は草木の新芽の成長を促す目的で行われていましたが、近年では観光行事として行われる場合が多くなっています。しかし、山焼きの技術や方法は、伝統的な農事として行われていたときと根本的には変わりありません。
大室山の山焼きで使用される消火具「フギリボウ(火切棒)」は、かつて山火事の際の消火活動や焼畑などで用いられた道具の旧態をとどめるものと考えられています。
フギリボウは、フンギリボウ、ヒバタキとも言い、叩いて火の始末をする道具のことです。真っ直ぐで素性が良く、火に強い枝を5尺(約1.5m)ほどに切り、下枝を払い、葉の繁る先を折り曲げて針金で縛って作ります(左図)。用いられる樹種は、葉が肉厚でよくしなるカシ・アクシバ(ヒサカキ)・アオキ・ビンカ(ツゲ)など火に強い生木です。

ー引用:国立公園伊豆・伊東「大室山登山リフト」

さらに消防士の皆さんが「フギリボウ」を持って火を管理しています。

先人の知恵で生まれた伝統的な道具を扱っているんですね。

以上、大室山山焼きでは無事故で安全に行うための対策が十分に用意されています。

 

大室山山焼きでリフト大丈夫なのかも調査

大室山の山焼きの際、「リフトは大丈夫なの?」と気にされる方もいるでしょう。

大室山の山焼きのとき、リフトに影響を出さないために何か対策をされているのでしょうか?

 

大室山山焼きのときリフトは

大室山に限らず、山焼きの際はリフトの近辺の草は短く刈って燃えないように対策しています。

よって、リフトに影響が出ることはまずないようです。

安心しました。

 

【注意】大室山の山頂へはリフトでしかいけない

大室山では現在、山肌を保護するために登山を禁止しています。

大室山の山頂に行くためにはリフトを使用しましょう。

ちなみにリフトの安全確認も怠ることはありません。

定期的な安全確認はもちろん、当日の天候や風量に合わせて運行や速度を調整しています。

 

まとめ

「大室山山焼きで死亡事故は本当?リフト大丈夫なのかも調査」についてまとめます。

  • 大室山山焼きで死亡事故の記録はない
  • 大室山山焼きで事故も記録はない
  • 大室山山焼きでは事故を未然に防ぐ対策がある
  • 大室山山焼きではリフトに影響がでないよう対策している
  • 大室山の登山はリフトだけ可能
タイトルとURLをコピーしました